当組合は2010年11月1日に創立100周年を迎させて頂きました。
明治43年11月1日に野州石灰製造同業組合として発足以来、組合を取り巻く内外の情勢の変化に対応し、
組合員が一致団結し、英知を集め、幾多の困難を克服し、現在に至っております。
当組合では、創立100周年を記念し、多くの事業を実施致しましたのでご紹介致します。

●100周年記念事業の記録 至平成22年6~11月

・平成22年6月26日 佐野駅前交流プラザ「ぱるぽーと」の内部壁画制作と佐野市への寄贈

6月26日に当組合の創立100周年記念事業のトップをきって佐野駅前交流プラザ「ぱるぽーと」の内部壁画を制作しました。
フレスコ画は文星芸術大学美術学部の加藤忠一教授が、同大学の学生・卒業生ら7人と共に、4月1日から5月14日の約1ヶ月半をかけて制作しました。

●工事中の「ぱるぽーと」
●工程の全体的な説明をしています
●下絵…1(鉛筆書き)
●下絵…2(色付け)
●下絵…3(上の下絵を実物大にして壁画を作成します)

このフレスコ画は、高さ7m・横5.4mの壁面に、小鳥・花・時計・人の顔などが透明感のある明るい色調で描かれていて手前の階段を上り下りしながら間近に見られる様になっています。
「BONJOUR」という朝のさわやかな雰囲気は、多くの人々や親子のふれあいの場を飾る場所にぴったりです。

・平成22年10月24日 栃木県石灰工業協同組合創立100周年記念講演会

10月24日に「栃木県石灰工業協同組合創立100周年記念講演会」が、栃木商工会議所(栃木市)の第2ホールで行われました。
講師には栃木県立文書館指導主事の山本訓志氏をお招きし「江戸から明治時代の鍋山の石灰業」という演題で行われ、多数の来場者で賑わいました。
慶長年間から始まった石灰業は、江戸時代の激変を経て明治末代には石灰産業の最大手までに成長しました。
その歴史の中には品質向上などの努力はもちろん、公害や社員に関する先進的な事例も多く、
先人達の歩みをこの100周年に振り返るための良い機会となりました。

●栃木商工会議所での受付風景
●講演には多くの方々が訪れました。
●開催のごあいさつ(駒形理事長)
●講演会の全景
●栃木県立文書館指導主任、山本訓志氏。
●質疑応答にも熱がこもります!